歯科ドックについて
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歯科ドックについて

歯科ドック、受けてみませんか?
川口市歯科ドック

「広報かわぐち」や「市長通信」等でも紹介されています。

歯科ドックとは、唾液を用いた各種検査を行い、歯・口腔の健康状態と口肉体質、将来の危険度を調べる、いわば人間ドックの歯科版です。川口市は、食生活の要として歯の健康を保つため後期高齢者(保険者番号39112032に限る)に対しても、歯科ドック検診助成事業をスター卜しました。口腔内の軟組織チェックも行いますので、腫瘍を含む他の口腔疾患の早期発見にもつながります。

この機会に、歯科ドックを受けてみませんか?

検査方法
検査前の2時間以内の飲食・歯磨きは、お控えください。

検査施設

川口歯科医師会会員の診療所

検査は通常、30分程度かかります。検査結果をお知らせするとともに、口肉体質、将来の危険性など、歯科医師による総合的なアドバイスをします。

費用(自己負担額)

川口国保をお持ちの方は
年1回、川口市からの補助が適用されます。

30歳~64歳(3割負担) 3150円
65歳~74歳(1割負担) 1050円

川口市に住民票のある方

75歳~(1割負担) 1050円

基本検査料(上記以外の方)10500円

検査の内容

1.ウ蝕活動検査(RDテスト)
唾液の中の細菌を採取・培養して、口腔内の衛生状態や、むし歯の進みやすさ、かかりやすさなどを調べます。

2.睡液緩衝能検査
緩衝能(酸を中和する力)が高ければ、むし歯になりやすい口の中の酸を早く中和して、むし歯になる危険を減らします。

3.睡液量測定
唾液には歯垢を洗い流す働きがあります。唾液が少ないほど口が渇きやすく、むし歯や歯周病になりやすい傾向があります。

4.睡液潜血検査
歯周病による口腔内の出血や、歯周病原菌が歯肉に侵入して起きる炎症反応を調べます。

5.口臭検査
口臭があると、口腔および歯科領域に何らかの症状を呈しているサインでもあります。

6.口腔内軟組織検査
歯肉や舌、頬粘膜などの軟組織の異常を調べます。癌や腫蕩などの異常が発見される場合もあります。



唾液は、一日に1~1.5リットル程度分泌され、さまざまな役割や機能を担い、全身の健康を維持するための重要なアイテムです。

唾液パワーとは?
1. 口腔内の細菌の増加を抑えます。
2. 粘膜の乾燥を防ぎ、食物の刺激から守ります。
3. エナメル質の成分が含まれ、歯の表面を修復します。
4. 酸性の口腔内を中和し、歯の溶解を防ぎます。
5. アミラーゼ等の酵素が食物の消化を助けます。
6. 歯に付着した歯垢や食物残渣を洗い流します。
7. 老化防止の成長ホルモンの1種も含まれます。

睡液が減ると…
唾液の分泌は食習慣やストレス、薬剤、加齢などにより変化を受けやすいことがわかっています。唾液量が少なくなってくると、むし歯、歯周病にかかりやすくなるほか、義歯の不安定、口臭、ドライマウス、舌痛症などが現れやすくなります。また、歯周病が進行すると心臓病や糖原病など、全身の健康に影響があるといわれています。

歯周病と関連がある全身疾患

口の中を健康に保つことで全身の健康につながります。

口の中の病気が全身に影響を及ぼしています。特に歯周病は細菌とそれらが作り出す物質によるものです。しかもそれらは口の中だけにとどまらず、血管を通して全身に回り色々な病気の原因にもなっています。定期的な歯科健診が重要です。

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